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医師へのあこがれ(その12)

医師へのあこがれ
2009.01.24.土曜日
医師へのあこがれ | 2009.01.24.土曜日

  阪大の不合格発表を待って、予備校の入学試験を受けました。同じ予備校にもランクがあって、私が受けた予備校は、当時、豊中校医学進学特別クラス、土佐堀校、天王寺校、堺校の順番で入りにくいと言われていました。
 三国ヶ丘高校卒業生で浪人生は、土佐堀校に多く通っていたので、土佐堀校は三国ヶ丘第四学年と言われていました。私は最寄りの駅から乗り換えなしで行ける便利さで、天王寺校を希望し受験しました。
 天王寺校への入学許可は、1回のテストでとれました。合格通知をもらって、入学手続きに行くと、教科書とともに大量の宿題が手渡されました。予備校の入学試験後に体調を崩してしまい、手続きがぎりぎりになり、始業日までに日数が少なく大量のこの宿題で、勉強のために初めて徹夜したことを覚えています。
 その当時、予備校の教室は高校の教室より狭く、その教室に90人ほどの生徒が入り、いったん座ると、左右どちらかの人に出てもらわないと出られない長椅子で、大変窮屈でした。(今は、もうそんなことはないと思います。あくまで当時の教室です。)
 入学後、週初めに1回目の英語単語小テストがありました。特別な準備もなく受けたので、ほとんどできなかったのですが、間違えた英単語を100回書くようにとの宿題が出ました。
 しかし、英単語をただだらだら書いているだけでは、私の場合は単語を憶えることはほとんどなかったので、時間と労力の無駄でした。それが分かってからは、週初めの英単語テストで、出来るだけ満点を取るように、日曜日は単語記憶に時間を費やしました。
 この医学部への試練はまだ始まったばかりの序の口で、自ら選んだ道ですが想像していたよりも遙かに険しいものでした。桜舞い散る艶やかな春の訪れとは対照的に、不安な気持ちを無視するように、厳しい戦いは始まっていました。(つづく)

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