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浪人時代

日常
2008.08.02.土曜日
日常 | 2008.08.02.土曜日

橋下大阪府知事が、高校時代の同窓会で「ラグビー部の夏合宿以上にしんどいことはない。今の自分なら何でも乗り切れる」と寄せ書きに記したそうです。
私にとっての一番辛い経験は、浪人時代でした。私の通っていた高校は、当時公立では府下でもトップクラスの有名進学校でしたが、私自身はその中で落ちこぼれで、成績も下位クラスでいつも補習授業を受けてきました。そんな自分が、幼い頃からの夢であった医学部を、それも国公立医学部を目指すのですから、たとえ浪人したからと言って、普通に勉強しているだけでは到底医学部に合格できるわけではありません。
医学部合格を決心した日から、睡眠と食事とトイレ以外の時間は全て勉強に費やしました。予備校までの電車の中でも、周囲の人の迷惑そうな視線に耐え、満員電車の中でも教科書を開いて勉強しました。浪人をしたからといって、必ず合格が保証されるわけではありません。どれだけ勉強すれば大丈夫との終わりもありません。不安な気持ちを常に持ちながら、勉強するのは大変辛かったですね。
何度も途中でくじけそうにもなりました。これくらいの辛さに耐えられない人間が、将来人の命を預かる責任の重い医師にになる資格があるのか、何度も何度も繰り返し自問自答しました。そのころの日記には、あきらめそうになる弱い自分と、もう少しだと自分を励ます自分が繰り返し繰り返す現れます。
私の場合、「浪人時代以上にしんどいことはない。今の自分なら何でも乗り切れる」と思います。今でもいろんなことで壁にぶち当たることがありますが、浪人時代の苦労を考えれば、乗り切る勇気がわいてきます。

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