終戦記念日を挟んで、アメリカのドラマ”The Pacific”を観ました。太平洋戦争におけるアメリカ海兵隊員の物語です。実在人物が主人公であるため、ドキュメンタリー映画のようにリアリティをもって描かれています。
アメリカ側からの視点で太平洋戦争の最前線が、脚色なく事実が淡々と描かれています。戦争を知らない私たちに、このドラマのリアルさが、戦争の厳しさを伝えてくれます。
ドラマは、南太平洋ガダルカナル戦から始まり、沖縄戦まで激闘が続きます。お国のためにと、正義感をもった若者たちが、たくさん亡くなっていきます。
私たちは戦争を知らない世代ですが、どちらが正しいとか悪いとかではなく、アメリカと日本の間で、このような戦争があったという事実はしっかり認識する必要があると思います。残酷な場面も多く、誰にでもお勧めできるドラマではありませんが、歴史を学ぶためのドキュメンタリーとして観ていただくのがよいと思います。
映画 | 2011.08.19.金曜日