腎不全で闘病していた長男猫の小太郎ですが、残念ながら昨日息を引き取りました。苦しむことなく穏やかな最期でした。小太郎は今まで一度も人に噛み付いたり、引掻いたりすることはなく、怒る姿は見たことがないくらいやさしい猫でした。
彼がまだ元気なうちにと思って、このブログで彼の思い出を綴るつもりでしたが、私の予想以上に病状は厳しく、ここ1週間は移動する距離も短くなっていました。昨日の朝は、自力で水を飲む姿を見て少し安心していたのですが、夕方にはお気に入りの場所で動かなくなっていました。
小太郎がなくなったことは大変悲しいことですが、小太郎はまた戻ってくるような気がします。医学の世界に身を置くものがこのようなことを言うのは非科学的ですが、彼が私たちに与えてくれた安らぎや慈しみの心は遺伝子のように私たちの心に残り、また別の姿で私たちの前に現れた時に受け継がれると思います。
一緒に今まで暮らしてきた大切な家族を失うことは大変つらいことです。しかし、小太郎が残してくれたものは私たちは忘れることがありません。そして、めぐりめぐって小太郎は私たちに会いに来てくれます。私たちの心に愛する気持ちがあるかぎり、永遠だと思います。
小太郎安らかに眠ってください。そして、たくさんの思い出をありがとうね。
小次郎クンの子猫の頃の写真を見た瞬間に涙が出ました。
私も猫は大好きです。外猫を探す事が好きで餌はあげられないけれど、
大事にします。事情で飼えない理由から通っていた猫カフェが無くなっただけで
もう会えないとペットロスのように泣いていました。
文中の「小太郎はまた戻ってくるような気がします」という
先生の気持ちはお医者さんなのに持っていることがすごくうれしかったです。
私からも、小太郎クン安らかに眠ってください。