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ニキビ治療とスキンケア(その1)

ニキビ
2008.03.29.土曜日
ニキビ | 2008.03.29.土曜日

にきびレーザー治療を行うときは、クリニックでの処置は3-4週間に1回ですので、その間のホームケアとして、ご自宅で毎日必ず適切なスキンケアを並行して行う必要があります。
クレンジングはオイルクレンジングは避けて頂いています。オイルクレンジングはとれにくいメイキャップ化粧品も楽に落とせるので、便利なのですが、オイル自体が肌に残るとにきび菌の餌になりニキビを悪化させる原因になります。逆に、オイルをしっかり取るように洗顔すると今度は肌の保湿成分まで取ってしまうので、乾燥の原因となりニキビを悪化させてしまいます。
洗顔後は、まずふき取り化粧水としてピーリング剤入り化粧水を使います。グリコール酸(AHA:角質除去成分)を含んだ化粧水は、角質を除去し、次に塗る化粧水と軟膏の皮膚への浸透を良くます。薬が効きやすい下地を作ります。
次に化粧水です。現在当院でニキビの方にお勧めしている化粧水は、サリチル酸(BHA)が含まれているものです。肌、毛穴をひきしめ、にきびの原因菌の増殖を防ぎます。
しかし、間違ったケアで超敏感肌になっている方には刺激が少ない化粧水をお勧めしています。
化粧水の一番の目的は水分を肌に浸透させることですので、あれもこれもと含まれていなくても目的に応じて最小限のものが含まれていて、ご自身の肌に合ったものを使われるのが良いかと思います。ニキビ肌に関してはトラブルがないかぎり、ピーリング剤やビタミンCが含まれたものをお勧めしています。
ニキビの方に、美容液を使う場合は7%ビタミンC(アスコルビルリン酸ナトリウム)美容液を使っています。
(続く)

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