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【形成外科学会】眼瞼下垂と肩こり

眼瞼下垂
2011.04.14.木曜日
眼瞼下垂 | 2011.04.14.木曜日

昨日は、徳島の
形成外科学会にて
全国の先生の
研究発表をたくさん
聞かせていただきました。

先日、このブログで
当院で眼瞼下垂の
手術を受けた患者さんの
あがりにくかった肩が
術後に軽く上がるようになった
事実をお伝えしました。
このメカニズムを、
信州大学形成外科
松尾清教授の
研究グループが
研究発表として
説明されていました。
眼瞼をあげる2種類の
筋肉のうちのひとつ
ミュラー筋は、
機械受容器と呼ばれる
レセプターを持っていて
眼瞼下垂のある方は
このレセプターが伸ばされ
三叉神経を通して、
脳管毛様体が刺激されます。
この刺激は、
後頭前頭筋や
僧帽筋だけではなく
肩関節や頚周囲の
筋肉までも緊張ほ高め
肩こりや後頭部の
痛みとなるのです。
ですから、
眼瞼下垂の手術を
することで、
ミュラー筋の過緊張が
とけて筋肉の緊張もとけ
痛みが減り、
動かせる範囲が大きくなり
腕も上がりやすくなるのです。
遠くまで出かけて、
1日中研究発表を
聞き続けるのは
大変ですが、
普段疑問に
感じていたことが
解決することも多く
また、
他の施設の先生も
自分と同じようなことで
悩んでいる発表を聞くと
解決の糸口が
見つかることもあり
はるばるやってきた
価値があります。
今日を含めて
あと2日間、
しっかり勉強します。

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