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老人性いぼと癌

ほくろ
2010.10.20.水曜日
ほくろ | 2010.10.20.水曜日

少しお年をめされた方の
顔に少し盛り上がって、
シミのように見える
平らなできものを
よく見かけます。
これは、老人性いぼ
と呼ばれていて、
医学的には、
脂漏性角化症という
良性腫瘍です。
いぼと呼ばれていますが
一般的ないぼとは違って
うつることはありません。
紫外線の影響や皮膚の老化
によるもので、悪いものでは
ありません。
しかし、
脂漏性角化症がかゆみを
伴って、急に増えた場合、
Leser-Trelat症候群と
呼ばれ、ごくごく稀に
内臓癌がある場合が
あります。
急速にこの脂漏性角化症
が増えた場合は、
消化器科の受診も
おすすめしております。
脂漏性角化症自体の治療は
局所麻酔をして、レーザーで
削る方法がキレイにとれます
液体窒素による凍結療法も
ありますが、深さを調整が
難しいので、
あくまで私の印象ですが
処置部分のシミや赤みが
長引くことが、レーザーで
削るより多いように
思います。
脂漏性角化症は浅い
組織ですので
レーザーで削った場合でも
1週間もすれば処置部分は
閉じてしまいます。
(上皮化します。)
それまでは、傷を
保護するテープを
貼って頂きます。

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