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医療レーザー脱毛GentleLASEの長所・短所

脱毛
2010.05.20.木曜日
脱毛 | 2010.05.20.木曜日

医療レーザー脱毛機でも、
たくさんの種類があり、
それぞれ長所と短所があります。
医療レーザー脱毛機が
エステの光脱毛機に比べ、
高出力で効果が確実であっても、
その特徴をよく知って使わなければ
よい効果は得られません。
当院には、医療脱毛機として、
半導体レーザー(ダイオードレーザー)、
ロングパルスヤグレーザー、
ロングパルスアレキサンドライトレーザーの
3台があります。
最もよく使っているのは、
ロングパルスアレキサンドライトレーザー
GentleLASEです。
GentleLASEの長所は、
ダイレクトクーリングデバイス(DCD)と呼ばれる
冷却装置がついていることです。
このDCDは、低温窒素ガスを、
レーザーが照射される直前に、
皮膚に吹き付けることで、
レーザーが毛以外の皮膚を
傷つけないようになっています。
レーザーが照射される瞬間に
極低温の冷却スプレーが
コンピュータ制御で一瞬に出るので、
極めて短時間に、冷却可能です。
また、
接触冷却ではなく、気体での
冷却なので、凸凹の部分でも、
均等に冷却可能です。
このDCDのおかげで、
GentleLASEは、安定して安全に
脱毛処置が可能となり、
施術する人が変わっても、
安定した効果が得られます。
さらに、
当院のGentleLASEは
照射部分の大きさが18mmと
大きいものを導入しておりますので、
広い範囲の脱毛も短時間で、
照射することが可能ですので、
患者さんへの負担も少なくてすみます。
安定して、安全に、速く脱毛を行うことができる
GentleLASEが、当院で一番よく使われる
理由です。
しかし、このGentleLASEにも
欠点があります。
レーザー自体のパルス幅が
変更できないのです。
(パルス幅は1発のレーザーが
照射される時間のことです。)
脱毛機として大変優秀なGentleLASEでも、
まれに産毛まで脱毛しきれないことがあります。
また、
二の腕や背中、お顔などの脱毛で、
ごくまれに毛が濃くなることがあります。
そんなときには、パルス幅の変更を
行うことで、対応するのですが、
GentleLASEでは、対応が難しく、
当院では、
機種を変更して対応しています。
どれだけ機械が発達しても、
万能ではありません。
その機械の長所と短所を
しっかり理解して使うことで、
最大の効果を発揮させることが
可能となります。

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