山本医師のブログ

夏ですね

多汗症
2015.07.13.月曜日
多汗症 | 2015.07.13.月曜日

今朝は夢の中で沖縄に行っていました。沖縄をひたすら歩いている夢でしたが・・・昨日は関西形成外科学会学術集会に出席。仕事をしていると日中に外に出ることが本当に少ないので、最近の暑さを知りませんでしたが、昨日は学会に行く間、とても暑くて驚きました。。。汗だく。。。

そんな暑い日は、わきの汗が気になります。わき汗相談増加中。ミラドライが大人気。

脇の汗は、2種類の汗腺から出てきます。エクリン腺とアポクリン腺です。 エクリン腺は全身に分布し、体温調節に役立つ、透明で無色無臭な液体を出します。 アポクリン腺は、わきの下や陰部などに分布し、より濃厚な液体を出し、わき汗の独特のニオイのもとになります。アポクリン腺から分泌された汗と皮脂腺から分泌された脂肪分が混ざり、汗をかくことで増殖した皮膚表面の常在菌により分解される時にニオイが発生します。これが、独特のニオイです。また、ニオイは気にならなくても、エクリン腺からの汗の分泌が異常に多く、日常の生活で不便に感じる方もおられます。

そんなわきの汗やニオイの治療ができるのがミラドライです。

ミラドライは機械を用いた施術で、わきの汗やニオイの原因となるアポクリン腺・エクリン腺が集中している層へマイクロ波(電磁波)をターゲット照射する施術です。マイクロ波(電磁波)は汗腺周辺で熱エネルギーに変換され、この熱で汗腺が焼灼され機能を失います。 この機械は優秀で、特別なクーリングシステムによってお肌を冷却、保護しながら、エネルギーを汗腺に集中させ効果を発揮します。失われた汗腺は再生しませんので、手術同様の長期間の効果が期待されます。半年以上あけて2回の施術をお勧めしています。傷を残しませんし、分厚いガーゼ保護もいりません、入浴制限もほとんどありませんので、今からでもお勧めです。

 

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