プラセンタのお話です。
西洋医学の父、ヒポクラテスは患者さんの治療にプラセンタを利用したそうです。
クレオパトラもマリー・アントワネットも自身の美容のためにプラセンタを利用したと言われています。
中国では不老長寿の妙薬としてプラセンタが使われていたそうな・・・
とにかく、紀元前からプラセンタには様々な効果があると知られていて使われていたようです。
プラセンタとは胎盤のことです。胎盤は胎児を守り育てるために、呼吸作用、代謝・解毒作用、排泄作用、内分泌作用、免疫作用、消化作用を持ちます。ゆえに、万能の臓器と呼ばれます。紀元前は、乾燥して粉末化したものなどを利用していたそうですが、今は胎盤由来成分の注射薬があります。
プラセンタはタンパク質、アミノ酸、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、核酸、ムコ多糖類、酵素。。。など、栄養成分に富み、また、全身の細胞を活性化する様々な成長因子も存在します。このプラセンタが、自律神経のバランスを整える、ホルモンを調整する、免疫力を強化する、基礎代謝を活発にする、炎症を抑える、肝臓の働きを強化し解毒作用を高める、活性酸素による酸化を防ぐ、血行促進、など、幅広い薬理作用を発揮します。
肌に対する効果はというと。。。活性酸素除去作用、抗炎症作用、血行促進作用などの効果でシミ予防や、美白効果が期待できます。コラーゲンやエラスチンなどを作り出す線維芽細胞を活性化したり、活性酸素除去作用などの効果でしわ、たるみの修復を促します。ほかに、乾燥肌やニキビなどにも効果があります。
プラセンタ注射は筋肉注射で、週に1回または、2週に1回のペースがおすすめです。