つかはらクリニックお悩み掲示板

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肝斑治療

シミ
2018.07.04.水曜日
| シミ | 2018.07.04.水曜日

■内容

トランサミン服用を検討しているのですが、服用中は効き目があるようですが、服用を止めると肝斑が再発するのでしょうか?もし再発するのであれば、服用してもあまり意味がないように思うので迷っております。もちろん効果については個人差があると思うので、先生の治療方針をアドバイスいただけたらと思います。また1日の内服量・服用スケジュール(休薬期間など)・1ヶ月のお薬代などはどれくらいになりますか?副作用について、トラネキサム酸は抗炎症のほか止血剤としても使用されているので、2か月以上の長期に渡って服用することで血液が固まりやすくなったり、血栓を誘発してしまうリスクがあると言われていますが、服用中はそのような症状をどのように判断するのでしょうか?血液検査などをするのでしょうか?ビタミン剤などの服用とは違い、本来の治療とは違う目的で服用するので、少し不安がありご相談させていただきました。よろしくお願いいたします。

 

■ニックネーム

hiro

 

One thought on “肝斑治療

  1. つかはらクリニック 塚原孝浩 より:

    ご投稿ありがとうございます。つかはらクリニック、塚原孝浩です。

    トランサミンを飲んでいる間は肝斑は薄くなりますが、中止すると濃くなります。気になる間は継続して内服しておられます。当院では1日3回です。

    トランサミンは止血剤の部類に入りますが、正確には線溶系亢進阻害剤です。つまり、できた血栓を溶けにくくするお薬です。例えば、手術後の再出血予防に使います。理論的には血栓ができなければ止血剤としては働きません。

    ですから、当院では血栓を作りやすいお薬、例えばピルとの併用を避けていただいてます。そのことを婦人科の先生に相談したら、ピルで血栓ができる可能性は極めて低く、トランサミンとの併用は心配ないでしょうとのお言葉をいただきましたが、念のため当院ではトランサミンとピルの併用は避けていただいています。

    しかし、同じお薬を継続して飲むのが気になる方は2-3ヵ月間トランサミンを飲んで肝斑が薄くなったら休薬をして、また肝斑が濃くなったらトランサミンを再開されるとよいかと思います。

    現時点では、トランサミンは湿疹での保険適応があり処方が可能となっておりますが、肝斑のみでの保険適応はありません。保険適応の場合は当院では診察料金と処方箋代のみとなります。

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