One thought on “トランサミンについて”

1. ご投稿ありがとうございます。つかはらクリニック、塚原孝浩です。担当の先生がお考えを持って治療に当たられておられるはずですので、しっかり相談して治療を進めてください。以下は参考ですが、トランサミンはトラネキサム酸ですので、手術後の再出血予防に使われるお薬です。正確に言いますと、できた血栓を溶かす線溶系亢進をを抑制する働きです。ですから、トランサミンを飲んでいる人は、経血の量が減ることがあります。また、副作用として胃部不快感などの胃腸症状もあります。肝斑の治療に内服が必須ではなく、肝斑には内服がいちばん良く効きます。250mgで3錠の場合1日量が750mgとなります。肝斑の治療としてトランサミンを使う場合、1日量500mg未満だと効果がないと言われています。当院では500mg錠を1日3錠で1500mgを内服していただいています。750mgで効果のない場合でも、1500mgに増やすと、肝斑に効果の出る人もおられます。トランサミンの内服で効果がない場合は、そのシミは肝斑でない可能性があります。

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