思春期ににきびをいじってしまい、クレーターのように形状が変わってしまった毛穴がたくさんあります。浅いのもあれば、深く広いもの、アイスピック等、混合しています。
特に鼻がひどく目立つため、レーザーによる治療での改善を検討しております。ですが皮脂汚れでの拡張した毛穴ではなく、壊れた毛穴ではあまり効果がないという記述を見かけました。
例えば、毛穴レーザーコースを6回受けたとしても、浅くなったり、縮まるなど、完全に治らずとも、壊れる前の毛穴の形状に再構築されていくような効果は少しも見られないでしょうか。
周りの肌や、壊れていない毛穴はましになり、クレーターはそのままという感じになりますか？
現在肌にあった化粧品を使用しており、肌がきれいになることで、昔よりは目立たないクレーター毛穴にはなってきています。
効果があまりないのであれば、レーザー治療をするのではなく、化粧品や化粧によって、うまく付き合っていくほうが良いのでしょうか。
凹凸をなくす、または浅くするということを、あきらめきれない気持ちは強いのですが・・・。
さまざまな症例からの、現実的な解答をぜひいただけたらと思っております。
よろしくお願いします。
ななし | 毛穴 | 2013.08.12.月曜日
ご投稿ありがとうございます。つかはらクリニック、塚原孝浩です。毛穴にも様々な種類があり、治り方も様々です。ニキビ跡の毛穴や毛穴パックを繰り返し行った人の毛穴は、毛穴と言うよりも正確は皮膚の瘢痕と呼ばれるキズ跡となります。一般的な角栓がたまったタイプの毛穴の場合、当院の毛穴レーザー治療を根気良く繰り返すことによって、改善の可能性は高いですが、瘢痕タイプの毛穴に関しては効果は、ほとんどありません。肌が柔らかくなり皮膚のターンノーバーが上がることによる間接的な効果はありますが、直接的効果はありません。当院では行っておりませんが、削るタイプのレーザーで瘢痕タイプの毛穴が改善することがあるそうなので、フラクショナルタイプのレーザーをお持ちの先生に一度お問合せしてみてください。