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【眼瞼下垂】二重の形。切開線デザイン。

眼瞼下垂
2013.02.13.水曜日
眼瞼下垂 | 2013.02.13.水曜日

眼瞼下垂の手術は瞼を上げることが目的ですので、原則的に形に関するご要望にはお応えできませんと、手術前に説明します。しかし、実際は二重が自然になるように、さまざまな工夫をして、形を整えます。希望どおりを保証するものではありませんが、形成外科として、腕によりをかけて手術します。

皮膚を切る前の、デザインから重要です。まつげからの距離を基準に切開線を決めますが、狭い幅を希望される人は5mm、広い幅を希望される人は12mmと調整しますが、12mmは日本人には少々広い印象となります。平均は7mmほどでデザインします。

もちろん、デザインの幅は内側と外側では幅が違います。内側は普通自然と末広型になるのですが、できるだけ平行型を希望される場合は、狭く切り込まないようにデザインします。

外側では、切開線が目尻に近すぎるとヒキツレ感が残りますので、ある程度距離を取ってデザインします。逆に、目尻からラインが離れすぎると不自然なりますので、術前のシワを基準にデザインします。目を開け閉めしていただき、元のラインを崩さないように、ラインを決めます。

お年をめされている患者さまの場合、皮膚を切除しなければならいことが多く、必然的に外側の切開線が長くなります。お若い人の場合は、皮膚を取らないか、取る量が少ないので、必然的に切開線が短くなります。しかし、元々の自然のラインからずれた、短い切開の場合、外側断端で二重の段違いが生じるので、短すぎるのも良くないこともあります。

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